驟雨 2006 4 8
日経平均株価は、週足チャートにおいて、
1月中旬から3月中旬まで、菱形(ダイヤモンド型)の保ち合いを形成し、
3月下旬からは、この「保ち合い」を上に抜けて、大幅高になりました。
しかし、悲しい。
それは、多くの個人投資家が、
「ライブドア・ショック」と「その後の混乱」によって、
振り落とされてしまい、つまり大きな損失を抱えてしまい、
今回の上げ相場の恩恵を享受できていないことです。
ダイヤモンド型と言えば、聞こえがよいが、
ライブドア・ショックなどが、結果的に、
ダイヤモンド型を作ることになったわけで、
不幸な「保ち合い」だったと思います。
あれは、驟雨だったのか。
「驟雨」(しゅうう)
急に降り出し、間もなく止んでしまう雨。
私は、格差を当然とは考えていません。
全員が勝てる相場を考えているのです。
一人も負けることない、一人も落ちこぼれることない相場。
そういう相場になってほしいと考えて、
このサイトを始めたのです。
私は、長年、株式市場を見てきました。
あまりに数多くの失敗を見てきました。
だからこそ、続く人たちは、失敗しないでほしいと考えたわけです。
つまり、全員が勝てる相場、
一人も負けることない、一人も落ちこぼれることない相場。
それが、私の理想です。